「建築家は物語(空間)の主人公ではない。」
— 石原 優貴—
私は建築家は主人公ではなく、「AP=アシスタントプロデューサー」であるべきだと考えます。 大学を卒業し、アトリエ事務所にて6年の実務経験を得て独立しました。 在籍時に様々な方々と出会い、空間づくりを経験する中で クライアントの方々の暖かいサポートや、施工業者さんたちのすばらしい技術を目にしました。 「空間づくりは皆の力が合わさってできている」 私はそう感じました。 どれだけかっこいいデザインを考えても、メンテナンス性がよくなかったり、 使い勝手の悪さなどは、建築家のエゴになってしまうと感じました。 エゴを出してしまえばそれは、物語(空間)の主人公になってしまいます。 それでは建築家はどのような役割となるのか。 それは物語(空間)の「アシスタントプロデューサー」です。 プロデューサー兼脚本家(クライアント)からの脚本(要望)を基に、アシスタントプロデューサーとしてサポートする。 そしてディレクター(施工業者)から演者(各種業者)へとバトンタッチし、 物語(空間)が生まれると私は考えます。 エゴを出すのでなく、サポートをする。 そういった物語(空間)を私はつくりたいとおもいます。 1.4.ARCHITECT 石原 優貴
一級建築士(登録番号第378798) 1995年 埼玉県生まれ、兵庫県育ち 2017年 摂南大学理工学部建築学科 卒業 2017~ マニエラ建築設計事務所 2023年 1.4.ARCHITECT 設立